2011-01-06

がらくたの定義

私のお勧め本。
多田富雄 著『私のガラクタ美術館』
朝日新聞社 ISBN4-02-257453-4
この本、物事と心が通じ合い易い人には、危険かも。

先の本は十年前の本だが、興味深い。
私にとってのがらくたの定義は、
『解る人にだけ解れば良い物事。』
誰でも大なり小なり有ると思う。

手放すにしても、思惑や利ザヤ含みの
オークションでのプレミア個人売買価格よりも、
楽しませてもらった分値引き、
価値が解り本当に必要としている人に譲る方が
粋な生き方、が、私の主義。
古美術商でも無ければ、
売ったモノに責任も持てないはずだから。

数年前にカメラやオーディオを整理した時にも、
この主義に従った。
もちろん他の考えを否定はしない。
野暮ったいし。

なぜこんな事を書いたかというと、
某で相手の、いきなり暴言を吐く態度に辟易し、
いささか、ゲンナリしたわけで有る。
ま、どうでもいい事ではある。