2011-09-07

昇華の手段

ついこの間の民主党代表選後、野田新代表は言った。
「ノー・サイドにしましょう。もう。」
「党内の分裂抗争は終わりにして、国民に目を向けて政治をしよう。」

自身のネガティブな感情や記憶を昇華するのは、普通の努力でも困難だと思う。
少なくとも私はそうだ。

ましてや他者の感情や記憶を昇華させるのは、並大抵のことではないだろう。

お互いが相手の言葉に真摯に耳を傾け、相手が心の底から関係を修復し改善したいと願わない限り、その入り口に立つことすらままならないであろう。

野田代表はどの様に取り組んでゆくのだろうか?

見えない・眼前に居ない相手や、形があって無きが如しの組織に対するネガティブな感情の昇華に苦しんでいる私には、どの様に取り組もうとしているのか、その手法に強い関心がある。

新体制になって間もない民主党を、今までのネガティブな印象に換わって、中立的な視点で眺めようとしている自分に気がついた。

暫くの間は、静観してみようと思う。

同様に、自分自身を中立的に静観することも、何らかの形でプラスに働くに違いない。
そう信じて、暫くは過ごしてゆこうと思う。

注)
この見解は私の極めて個人的な物であり、私の所属母体等を代表する物でもなければ代弁する物でもありません。
現時点での極めて限定的な意見であり、今後、如何様にも変わる事をあらかじめ宣言しておきます。