５年ぶりに故郷に帰った。
以前あった駅前のバスターミナルや商業ビルは
高層ビルに建て変わり、
駅東にあった貨物線操車場は
公園や文化会館・バスターミナルに変わっていた。
変化の情報は耳にはしていたけれど、実際に目の当たりにすると
衝撃は予想以上に大きい。
馴染みの書店やカメラ店・レコード店や
鞄、オーディオを扱っていた店も軒並み閉店し、
シャッター街の一員と化したり、居酒屋チェーン等の
飲食店に変わっていた。
飲食店の過当競争時代・多様性のない業種過密の行き着く先には、
何が残るのだろうと不安がよぎる。
郊外型商業施設の乱立？と駅周辺の再開発の二極化の狭間で、
昔は繁華街であった中間地域の空き地とシャッターが連なる街を眼にすると、
今、この街にはどれだけの人が住んでいるのだろう？
来年、再来年、この街はどの様に変わってきているのだろう。
ふとそんなことを考えてしまった。